Nakateのライフログ

とある会社員が自分の興味のあるテーマ(英語、株式投資など)についてつづるブログです。

テイラーメイドby The Super Suits Store

The Super Suits Store [ザ・スーパー スーツ ストア]でオーダーしたスーツが出来上がってきたので、受け取りに行ってきました。

一時期いろんなスーツを試したのですが、結局ここが一番価格とデザインのバランスが取れてて Good Value な感じです。

スーツのオーダーは結構お高くつくイメージがありますが、このお店は8月、2月の閑散期にオーダーすると2割引きになる”早割”というシステムがあるため、既製品にサイズ直しを入れるのと大差ないお値段でオーダースーツが作れてしまうのが魅力です。

ちなみに私はこのストアを運営している株式会社オンリーの株主でもあります。

せっかくなので業績についても書いておきます。

IFIS株予報 3376 オンリー

13年8月期は売上高は微増ですが、営業利益は大幅増益で着地する見通しとなってます。(12年度 898百万→13年度 1,110百万 ,+21.6%)

売上高に対してどれだけの利益を上げているか、収益力の指標を見ていきます。

FY12の実績値によると同社の売上総利益率は63%、営業利益率は12.8%です。

同業のコナカは 売上総利益率 51%、営業利益率 6.4%

青山商事は   売上総利益率 55% 、営業利益率 9.1%

同業他社と比較すると非常に優秀な収益力を持っていることがわかります。

アパレルでは珍しく夏冬の在庫処分セールをしないこと、メインターゲットが可処分所得の高い20代後半~30代なので高めの価格設定ができることから、高い粗利益が確保できるのでしょう。

生地をヨーロッパから仕入れているので、円安が利益圧迫要因になりそうですが今のところ問題なさそうです。上手いこと為替ヘッジしてるのかな?

紳士服業界を俯瞰すると、団塊世代の引退やオフィスカジュアルの一般化によってスーツの着用者が減るため、今後シュリンクしていく可能性が高いです。

そのため、女性のスーツ需要の喚起が業界では大きなテーマになっているようです。

例えば青山商事佐々木希さんとのコラボ商品を打ち出すことで、オジさんの服屋というイメージの払しょくを狙っています。

オンリーもShe loves SUITS というウィメンズラインを手がけています。FY11とFY12の売上高を品目ごとに比べると下のグラフのようになります。

オンリー

有価証券報告書より筆者作成)

レディスは794百万→893百万としっかり伸びてますが比率としてはまだ低いですね。ここ数年、丸井と資本提携してテナント出店を増やしているおり、ファッション好きな女性への訴求力はあると思うので今後に期待です。

株価指標的には2013年9月20時点でPER(見通し)が9.06、PBR(実績) が0.93 と恐ろしく割安で放置されています。いくらジャスダック銘柄とはいえ安すぎじゃないでしょうか?これだけ割安であれば下落リスクは限定的なので、安心してホールドできます。(配当、優待もなかなかGoodです)

オンリー社長、中西浩一氏インタビュー動画

※この記事は特定の銘柄への投資を薦めるものではありません。投資は自己責任でお願いします。