英語耳
一つ前のエントリ 英語をやろうと思ったらまず読むべき本
でも少し紹介した、私の英語の勉強を劇的に変えた本を紹介します。
これを最初に取り上げないわけにはまいりません。
それまで私は英語の勉強=机の上でテキストを一生懸命説くこと、と思っていましたが、この本は”英語の習得はまず発音から”というパラダイムシフトを起こしてくれました。
- 作者: 松澤喜好
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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英語を正しく発音するには、舌や喉の筋肉を日本語とは違った動かし方をしなければいけません。このプロセスは要するに舌や喉の筋トレなので、反復練習を機械的に毎日こなすのが結局のところ一番の近道です。
この「英語耳」は、付属CDを聴きながらマネをすることで、発音の基本やプロソディを身に付けられるようになっています。
思うに英語の発音は中学高校の授業では全く軽視されていたような気がします。
それだけに、発音を鍛えることによる効果は絶大です。
ちなみに私の場合はTOEIC750点くらいの時にこの本を使い始めました。
最初のうちは毎日20〜30分程度、時間を取ってしっかり取り組み、基本を一通りやったあとは後半のAmazing grace をひたすら繰り返しました。
こうなってしまえばウォークマンさえあればあとは数をこなすだけ。頭を空っぽにして、サルのように繰り返しましょう。@(o・ェ・)@ウキッ
個人差もあるかもしれませんが、私の場合は開始1ヶ月〜2ヶ月ほどで効果を実感できるようになりました。
いわゆるカタカナ発音が出なくなることから始まって、英文を読んだ時に頭の中で鳴る音が変わったように感じるようになり、同時にリスニングが格段に楽になったことに気づきました。
そうなると英語の勉強が楽しくて仕方なくなり、洋画や洋書から漁るように英語を摂取する日々が続きました。
加えて、本書で紹介されている洋楽を使った練習方法も実践しました。
このトレーニングは英語の歌を100回聞いて、100回歌詞を読みながら聞いて、100回歌う!というなかなか根気のいるトレーニングです。
私は当時好きだったQueenのToo Much Love will Kill You をアホのように聴きました、、が、正直、バラードは鬱になる恐れがあるのであまりオススメしません。
著者の松澤先生も仰るとおり、語学学習は結局のところ、「壮大な慣れ」です。量は質を凌駕します。
自転車の乗り方や水泳と同じく、一度身についてしまえばそう忘れないものなので、途中で投げずに取り組んでみてください。
Practice makes perfect !!
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