Nakateのライフログ

とある会社員が自分の興味のあるテーマ(英語、株式投資など)についてつづるブログです。

東京郊外に引っ越した話。

 

このたび、お引っ越ししました。(2021年10月)

 

コロナによって一気に在宅勤務が進み、幸いなことに勤めている会社はコロナの収束後もリモートワーク活用を続けるということなので、改めて在宅勤務を前提にライフスタイルを組み立て直したいという気持ちが日々強くなり、半年くらいくらい考えた結果、やっぱり住む場所を変えるのが一番良いという結論になりました。

 

考えてみれば引っ越し前の住居を決める際、東日本大震災の経験から、会社から徒歩で帰宅できるエリアに住む、という経緯で決めていたと思います。その後、勤務地は何回か変わったものの、いずれも通勤に不便はなかったので引っ越しを考えることはありませんでした。

 

都内とはいえなかなか住みやすいエリアではあったのですが、やはり手狭なのは否めず、仕事、食事、就寝を1つの部屋でやらなければならないというのが大きなストレスになっていたように思います。

 

会社員が住む場所を決める上で、”通勤”というのはとても重要なファクターだったと思います。

その制約がなくなったことで、ある意味選択肢が増えすぎて困る、という贅沢な悩みに直面しました。まず地盤や海抜など防災上の観点、また実家にもアクセスしやすいという理由から東京の西側エリアに絞りこみ、その後、中央線、京王線沿線の駅を渡り歩き、30件以上の物件を見回った末にようやく良い物件にめぐりあえて契約にいたりました。

 

仕事部屋と寝室を別々にして十分なスペースが確保でき、日当たりもとても良く、周辺環境も良好!と、当時の住居で抱えていた不満を根こそぎ払拭できる理想的な条件だったと思います。(駅から徒歩16分はちょっと遠いけど)

引っ越し後、片付けもほぼ完了し、現時点でとっても満足しています。住む場所が変わるとここまで生活が変わるのかー、と改めて住む場所の大切さを実感しました。

 

ちょうど紅葉の季節で大通りのイチョウ並木がキレイに色づいてきました。毎朝の散歩で在宅勤務でたまったストレスもリフレッシュできています。

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お気に入りの写真。

 

キッチンが広く、収納スペースも充実しているので、台所仕事が楽しいです。キッチン用具もどんどん拡充しており、お料理が新しい趣味になりそうな予感がしております。

 

ビットコインなどの仮想通貨で金利収入を得る方法

最近こちらの動画で仮想通貨で金利収入を得る方法があるという情報を得たので、早速調べてみました。

 


【2021年版】現実的な不労所得・マネーマシンの作り方~FIRE・経済的自由~

 

自分の保有している仮想通貨を取引所に貸し出すことで、満期時に所定の金利が付くとのこと。原理としては現物株式の貸株と似ていますね。ちなみに金利は現金ではなく、貸出した仮想通貨で払われるというのが特徴です。

 

貸出が可能な取引所は限られているようですが、幸い私はコインチェックで口座を開設しているので、早速手続きをしてみました。

coincheck.com

 

気になる金利は貸出期間によって1%~5%まで変わるようです。金利高っ!と驚く前に、当然いくつか注意点があります。

 

  1. 貸出期間中は売却ができない

    これは売買できない我慢料として金利をもらうことになるので当然ですね。私の場合、ビットコインはインフレリスクのヘッジとして保有しており、当面売却する予定はないため、問題なしです。

  2. 無担保での貸出となるため、取引所が破綻した場合は戻ってこないリスクがある

    貸株などでも一番のリスクとして挙げられるのがこちら。コインチェックは過去にハッキングを受け、580億円相当の仮想通貨NEMが盗まれるという事件がありましたが、その後マネックスグループの傘下で再建し、現状は仮想通貨取引所の中でもトップクラスのユーザー数を持つ取引所です。

     親会社のマネックスグループの信用格付けも念のため調べてみましたが、BBB(安定的)となっていたのでリスクは限定的と思っていいかと思います。(!投資判断は自己責任でお願いします!)

  3. 金利収入は雑所得となるため、確定申告が必要

    これも貸株と似ていますね、確定申告をしていない人にとっては地味にめんどくさいですが、私の場合はふるさと納税や寄付金、外国株式の配当にかかる外国税額控除などで毎年確定申告が発生するため、大した手間ではなさそうです。

 

そんなわけでせっかくなので、保有しているビットコインの貸出の申請手続きを行いました。もともとポートフォリオの2~3%程度しかビットコインには投資していないので、利益はたかが知れていますが、できることからコツコツとやっていこうと思います。

 

追記:

この記事を書いた時点(21年2月)で貸出の申し込みを行いましたが、21年11月末になっても申請中のままでいっこうに貸出が行われません・・・。

どうやらコインチェックへ貸出できる上限額が決まっており、その枠が開くまでは延々と待たなければならない模様。売買をするわけではないのですが、この様子だと相当気長に待てる人以外にはおすすめできないです。

2020年、投資戦略をコロナシフト

例によって久々の更新です。

 

新型コロナウイルスによって、我々の生活は大きな変化を余儀なくされてから約半年が経とうとしています。個人的には6月に4度目の転職をしまして、現在は新しい業務の引継ぎを行っています。

 

とはいえ今も原則として在宅勤務なので、入社2か月がたってもいまだに一度もオフィスには行っていません。はたしてこれは入社といえるのだろうか・・・?

 

この新型コロナウイルスによってもたらされた変化がいつまで続くのか、ずっと続くということはないでしょうが、具体的な見通しはいっこうに経ちません。

 

株式市場も大きく動きました。

 

日経平均、S&P500 いずれも2016年のチャイナ・ショック以来4年ぶりの水準にまで下落しました。しかし一方でその後、各国中央銀行が異例のスピードで大規模な金融緩和に動き、それを好感した株価は急速に値を戻しています。

 

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Google Finance より

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Google Finance より

 

私のポートフォリオも大洪水の中に揉まれる枯葉のごとく、大きなアップダウンを経験しました。一晩で給料数か月分相当の資産が減価するというのは、久しぶりの経験です。

 

とはいえ、もともとヘルスケアや生活必需品、ITテックなど、コロナによるインパクトが小さいセクターを主力に据えていたので、そこまで心配はしていませんでした。

 

一方でサテライト的に旅行や小売り関連の日本株を少し持っており、当面これらの株価の回復は見込めないだろうと思い、5月から6月にかけて処分しました。

 

歴史的な大変動相場の中でも慌てて狼狽売りに走らず、割と冷静に静観できたのは我ながら評価できると思います。

 

私はリーマンショックの時はほとんど投資をしていなかったのですが、その後の2016年のチャイナ・ショックやブレグジットなどはそれなりに経験しているので、やっぱり資産運用においても経験が大事だなと改めて思いました。

 

コロナ禍による社会の変化は投資においても大きな地殻変動だと思っています。そしてそれは見方によっては大きなチャンスに変えることができるはずです。

 

今回のコロナ危機による景気後退局面で非常に興味深いのは、一律全ての会社の業績及び株価が落ち込むわけではなく、壊滅的な打撃を受ける企業がある一方、コロナを追い風に業績を急拡大させる企業も相当数存在することです。

 

そういう会社を見出し、投資することで市場平均を超える大きなパフォーマンスを上げることができるはずです。

 

アクティブに投資対象を選定するには絶好の環境と言えそうです。

  

そんなアイデアに従い、6月から8月にかけて久々にポートフォリオの改築を行い、以下の通りに組み替えました。

 

  • VTなど、全世界型株式インデックスファンドの売却
    もともとNISA枠では無難にインデックスを買っていましたが、十分に利が乗っていたこともあり、今年5年目の満期を迎える分をまとめて売却して下記の購入資金に充てました。別にインデックス投資に否定的になったわけでは全然ありませんが、今の局面では個別株への投資の方が面白いから、というとても主観的な理由です。

  • ニトリホールディングスを購入
    在宅勤務でデスクやチェアなど、家具の需要が急激に伸びているとのニュースを受け、ずっと前から買いたかったニトリへの投資に踏み切りました。身近で庶民の味方的な会社のイメージがありますが、実は33期連続で増収増益を達成している超優良モンスター企業でもあります。

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    ニトリホールディングス 決算説明会資料より

    はたして足元の業績は既存店が昨年比+13%, 全店で+16%と絶好調。6月、7月がめっちゃ伸びてるのはボーナス商戦と10万円給付の影響かな?

    株価もお値段以上でお願いします!!

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    ニトリホールディングス ホームぺージより


  • アップル(AAPL)を購入
    もはや説明不要の最強企業。リモートワークやリモートラーニング需要でMac BookやiPadなどが伸び、加えて2020年10月に新型iPhoneのリリースを正式に発表しました。今回のiPhoneは5Gへの対応が見込まれ、多くの人の買い替えが予測されるので期待大です。

    iPhoneを始め、アップルの製品はほぼ生活必需品と言っていいと思います。また、iOSを基盤としたアップルのエコシステムは非常にロイヤリティの高いユーザーの囲い込みに成功しており、信者から半永久的にお布施を巻き上げるシステムとなっています(笑)もはやiPhone以外のスマホを買うなんて考えたこともない人も多いのではないでしょうか。

    ただ、すでに過去1年で株価は120%を超えて上昇しています。バリュエーション的にはPERが30を超えており、相当割高なのは事実なので、高値掴みにならないことを祈っております・・・(^▽^;)

  • ゲーム関連株を購入
    外出自粛中にPS4を購入してFFⅦリメイクにどハマりしていたこともあり、ゲームセクターには注目していましたが、7月最終週、および8月1週に発表された第一四半期で足元の強さが確認できました。

    モンスターハンターストリートファイターバイオハザードなど、グローバルで成功しているビッグタイトルを保有するカプコン、同じくドラクエやFFシリーズで根強いファンを持つスクウェア・エニックスを相次いで購入しています。

    ゲームメーカーは新作が売れるかどうかの丁半バクチみたいなイメージがあったので、あまり投資対象としては見ていなかったのですが、いざ調べてみると売り切りのパッケージソフトだけではなく、スマホやネットゲームなど、幅広いユーザーから少額課金するモデルが構築できており、思った以上にしっかりしたビジネスモデルに転換していました。加えて今のトレンドとして注目したいのがゲームソフトのダウンロード販売が大幅に伸びているところです。

    従来、パッケージソフトはソフトメーカーからヨドバシカメラAmazonなどの小売店に卸しており、推測ですが20~30%程度の中間マージンを取られていたと思います。しかしダウンロードであればそのマージンは発生せず、大幅な利益率の改善になります。(※ウェブストアである Sonyストアへのマージンは発生するかも?)

    また、ダウンロードで購入したソフトはメルカリなどで転売することもできないため、中古市場にソフトが出回るのを抑制できるはずです。結果としてメーカーから直接購入する人が増え、売上増にも貢献する気がします。

    さらにダウンロードストアでは発売から数年を過ぎた名作タイトルが大幅値引きセールで1,000円~2,000円で買えることも珍しくありません。流通や在庫に関わる限界費用がほぼゼロなので、開発費を回収してしまえばそんな値段でも採算取れるんでしょう。ユーザーとしても過去の名作が格安でプレイできるのはうれしい限りです。

    今年は年末商戦にSonyからプレイステーション5のリリースも予定されており、中長期的に大きな市場の成長が見込まれます。もし冬場にコロナウイルスがまた再活性化することになれば、ますますゲームへの需要は高まるでしょう。

    以上の要素を加味すると、もはやゲーム関連株にはアップサイドしかない気がします。5年ぐらいのスパンで気長に持ち続ければ相当のパフォーマンスが期待できるのではないでしょうか。(自己責任でお願いします!)


  • コモディティ(金、仮想通貨)への投資
    これは割とおまけ的なのですが、金のETFと金鉱株、またビットコインにちょっとだけ資金を振り向けました。

    足元の金融緩和は相当の期間継続することが予想されており、貨幣の供給量が増えた結果、円、ドルなどの信用通貨の価値が下落し、金やビットコインなど、通貨を代替する資産が買われています。

    また、米中関係の悪化のヘッジにもなるでしょう。現状で両国の関係は新冷戦に突入したとみられるほど悪化しており、あまり考えたくありませんが有事の際には株式が大幅下落する一方、金価格はさらに暴騰するかもしれません。

    また今回の新型コロナ対策で、世界各国の政府は多額の財政出動を強いられています。日本や米国はあまり心配する必要はないと思いますが、バランスシートが脆弱な新興国の中には、財政危機に陥る国が出てきてもおかしくありません。そうなると自国通貨が大幅に下落すること恐れた人達は金や仮想通貨で資産を守ろうとするので、金やビットコインを先回りして買っておいたほうがいいかもしれません。

    上記のシナリオは今時点では起こる確率の低いテールリスクではあります。とはいえそうなると株式の大幅下落は避けられないので、そうなった場合にパニックに陥らないためにも値動きの異なる資産をちょっとだけ加えておきたいと思います。(具体的には運用額の5%~10%程度)

    さてさて、ほとんど個人の妄想をつらつらと書き連ねるような内容になってしまいましたが、それなりに仮説に基づいて構築できたように思います。

    とはいえ予想外の事態が起こることはほぼ間違いないので、これから始まる2020年の後半がどうなるか、推移を見守りながらじっくり検証していきたいと思います。

    長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

マイクロソフト、Tik Tokの買収を検討中!

 
 
マイクロソフト(MSFT)の株主には見逃せないニュースが飛び込んできました。
 
私は2019年2月に少しですがMSFT株を購入しており、1年半ですでに約2倍になっています。
 
もともと同社に投資したのは
 
・3つのビジネスドメインProductivity and Biz Processes、Intelligent Cloud、More Personal Computing)の売上高がほぼほぼ1:1:1になりつつあり、リスク分散できている。ちなみにアップル、グーグル、FBは特定のプロダクト(iPhone)や事業(オンライン広告)に偏重しているので、その点がMSFTを選好する理由。
 
クラウドサーバー事業(Asure)がYoYで50%を超える急速な成長を見せており、成長ドライバーとして期待大(技術的なことはワカリマセン)
 
・他社から革新的なアプリケーションが出てきても、豊富な開発リソースとOfficeのプラットフォームを活かしてキラーアプリをリリースし、キャッチアップしてきた。
Evernote キラーとしてのOne Note, SlackキラーとしてのMS Teams, i CouldキラーとしてのOne Drive)
 
GAFAと違って米国や欧州政府から目をつけられていない。
 
というのが理由だったけれど、Tik Tokを傘下に収めるとなると株価はさらに上を目指すかもしれない・・・。(個人の妄想です)
 
※追記 あとから冷静に考えてみたらMSFTとのTik Tokのシナジーがあるのか不明なので、即MSFT株のアップサイドになるというのは早計かもしれません。
 
このニュースを受けて、MSFT株は前日比で+5%以上買われているので、マーケットの反応もポジティブと言えます。
 
 
マイクロソフトのブログによると、USだけではなく、カナダ、ANZのサービスもスコープに入っているらしい。交渉はこれからなので、決裂になる可能性ももちろんあります。
 
ニュースソースによると、トランプ大統領は9/15日までに交渉がまとまらなければTik TokのUS国内での使用を禁止すると言っているので、短期間で決着が付きそうです。
 
しかしこれだけの大きなM&A案件がこのスピード感で進められるのか・・・?
一抹の不安はありますが、仮に決裂したとしてもMSFTの本業が絶好調であることは変わらないので、引き続き同社株はホールド一択です。
 
 

【2020年版】一人暮らしでも使えるふるさと納税返礼品の話

 

ひさかたぶりの更新です。

 

今日はマネートークの中でもふるさと納税のお話です。 ふるさと納税について、すでに皆さんの周りでも活用している方が多いかと思います。

 

楽天やふるなびなどのサイトに行くと、たいていは肉〇kg!とか箱詰めの果物などの返礼品が人気ですが、一人暮らしだと

 

そんなに食えねぇ!!

 

と思ってあきらめていませんか?私も数年前まではそう思っていましたが、しかし、実はちゃんと探せば1人暮らしでも消化できて、食費の節約にもなってお得!!しかも美味しい!!という返礼品がいくつも存在します。

 

 今回は30代男性、一人暮らしの私が実際にもらって、「これはいい!」と思ったものだけを紹介していきたいと思います。

 

一人暮らしでふるさと納税を活用する場合、以下の3つのポイントが大切です。

  • 日持ちする
  • 小分けで使える
  • 調理が楽

加えて食べるものですから、健康に良いものを選びたいですね。ではいってみましょう!

 

 天然パン工房『楽々』心も体も喜ぶパンセット

 まず初めにご紹介するのがこちら、福岡県糸島市の身体がよろこぶパンセットです。まずなによりもこのパンめっちゃくちゃ美味しいんです!!

 

季節の野菜を練りこんだパンはとても口当たりが柔らかで、素材の味がダイレクトに口中に広がり、初めて食べた時は感動さえ覚えました。個人的にはくるみとイチジクのパンがイチ押しです。

 

冷凍された状態で届くのでそこそこ日持ちがするのもうれしいポイントです。私はいつも前日の夜に食べたい分だけ自然解凍し、朝トースターでかるく焼いてからいただいています。

 

定期便にも対応しているので(1回、3回、6回、12回)大量のパンで冷凍庫があふれることもありません。ぜひとも一度試していただきたいです。

  

続いてはこちら、

北国の丸ごとチキンレッグスープカレー

 北海道弟子屈町(てしかがちょう)のチキンレッグスープカレーです。写真からもわかるとおり、特大のチキンレッグ、ポテトとニンジンがドーン!ごろっ!と入っており、市販のレトルトのカレーとは比較にならないボリュームと満足感が味わえます。

 

パウチを湯煎して温め、ご飯にかけるだけでおいしい晩御飯になるのもうれしいですね。仕事で疲れて帰ってきてもこれがあれば幸せ。ご飯は炊くのがめんどくさければレトルトのごはんで十分です。玄米やもち麦と混ぜるのもオススメ。

 

個数は2個~12個入りまで選べるので、ご家庭の消費量に合わせて選んでください。

 

果物もちゃんと探せばナイスな返礼品があります。

キウイフルーツ2.5Kg

私はキウイを毎日皮ごと1個食べることを習慣にしています。

 

皮ごと食べる、というとけっこう驚かれるのですが、キウイに限らず野菜や果物は皮の部分に栄養が多く含まれており、わざわざ手間をかけて皮をむく必要はないんです!

キウイは「皮ごと食べる」が正解だった。栄養も美味しさもUPする | TABI LABO

 

栄養価がとても高いキウイですが、毎日1個となるとそれなりのコストになるため、ふるさと納税で調達できるのはとてもありがたい。収穫期のせいか11月~2月の間までしか受け付けていないのが残念です。。。

 

ちなみにこれ、追熟させる必要があるくらい固い状態で届くため、1日1個のペースで食べていけば痛む前に問題なく1箱消化できました。またシーズンになったらお願いしようと思います。

 

極めつけはこちら!

九州産さばを使った さば缶セット(3種×各5缶)

 

栄養価が高く、保存が効き、手軽に魚を食べられることで大人気の鯖缶ふるさと納税でいただくことができます。こちらの福岡県飯塚市の返礼品には水煮、味噌、しょうゆの3種類の鯖缶が5つずつ入っています。

 

そのまま食べても美味しい、アレンジレシピもネット上で山ほど見つかる鯖缶は一人暮らしの強い味方です。

 

ちなみに私は注文してから3日で届きました。仕事早すぎ。

 

 いかがでしたでしょうか?ほかにも探せばいろいろな返礼品がもらえると思うので、ぜひとも皆さんも探してみてください。

  

ちなみにふるさと納税をする場合、楽店ポイントが貯まる・使える楽天市場がオススメです。期間限定の楽天ポイントなどを使い切りたいときなどはとても役に立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【米国株分析】スリーエム(MMM)

私は主に米国の会社の個別株式投資しているのですが、一応は財務系の専門家の端くれなので、投資対象への理解を深めるために分析記事を書いていきたいと思います。

 

なお、これらの記事は読者の方になんらかの投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断でお願いいたします。

 

(私の資産運用戦略については過去記事をご覧ください)

https://nakate.hatenablog.com/entry/2018/07/14/234202

 

第1回目はスリーエム(ティッカーコード:MMM)を取り上げます。会社名自体はあまり知られていないかもしれませんが、ポストイットを世に送り出した会社です。

 

 

 基本情報

会社名 3M Company
ティッカー MMM
創業 1902
決算 12月
本社所在地 ミネソタ州
従業員数 93,516
S&P 業種セクター Industrials(資本財)
S&P格付 AA-
監査法人 PwC
CEO Michael F. Roman
CEO就任時期 2019

~2018  Annual Report より抜粋~

 

栄枯盛衰の激しいアメリカ企業の中において100年以上の歴史を持つ名門企業で、60年以上の連続増配記録を持つ超優良銘柄でもあり、米国株の投資家の間ではよく知られています。  

 

CEOのMichael F. Roman氏は今年就任したばかりですね。Annual Reportによると、30年以上前にこの会社に入ったとのことなので、生え抜きの社員のようです。

 

アメリカの会社は外部からCEOを採用することが多いので、少し意外な印象を受けます。これは推測ですが、3Mのような技術系のコングロマリットのかじ取りには社内のことをよく理解している社歴の長い人材が向いているのかもしれません。業界自体がそれほど劇的な変化に見舞われていないので、ドラスティックな変革を迫られていない、という見方もできますね。

 

事業概要

 

3Mは世界有数の化学メーカーであり、世界70か国でビジネスを展開しています。研磨剤やビニールテープ、接着剤、フィルムなど、多種多様な化学製品を主な商材としており、 Industrial; Safety and Graphics; Health Care; Electronics and Energy; Consumerの5つをビジネスセグメントと定義しています。

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3M会社案内資料より抜粋

多くの製品が工場の生産ラインなどで経常的に使用する消耗品のため、一度採用されてしまえば定期的に売上が上がり、安定したキャッシュフローが見込めそうなビジネスです。

 

財務分析

P&L サマリ

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https://jp.reuters.com/companies/MMM/financialsより作成

 

売上高は2014年から2016年までは下落基調でしたが、それ以降は回復傾向にあります。


特筆すべきは粗利率(Gross Profit%)の数値が49%台と高い水準で安定していること。純利益率(Net Profit%)も直近で16%台、非常に高い数値です。

 

同じく米国の大手化学メーカーであるデュポンの純利益率は約4%、旭化成は約7%(いずれも2018年度)ですから、比較すると3Mの利益率の高さは群を抜いています。

 

セグメント別売上&営業利益、地域別売上高

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2018 Annual Report P126 より

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2018 Annual Report P126 より

セグメントについての解説をAnnual Reportや公式サイトからまとめてみます。

  • Industrial Business
    自動車、電機、製紙、包装、食料品などの生産に使用されるテープや研磨剤、フィルムなどの化学製品のビジネスを指しています。

  • Safety and Graphics
    特殊な作業環境下で個人の安全を守るプロダクト(防塵マスク、保護メガネ、高所作業用ハーネス)と、看板やネオンサインなどグラフィック広告に使用するパネルやフィルムのビジネスです。

  • Health Care Business
    医療現場で使うテープやフィルム、作業服などの製品です。医療用テープや手術の時に使用する(サージカルドレープ)歯科治療に用いる接着剤や歯磨き粉など、多種多様な製品を提供しています。

  • Electronics and Energy Business
    Electronicsはパソコン、テレビ、モバイル機器に使用する液晶パネルのフィルムなど、Energy は電力、エネルギー業界で使われる絶縁テープなどの製品です。

  • Consumer Business
    前述したポストイットやスコッチブランドなど、一般の消費者に向けたテープなどの文房具を扱うビジネスです。

売上高は主力のIndustrialとSafety&Graphicsが堅調ですね。営業利益は全セグメントで20%前後といずれも利益率が高いビジネスのようです。

 

続いて地域別の売上高推移です。

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2018 Annual Report P24 より

地域別にみるとUSは微増、EUは為替の影響を除くとほぼフラットというコメントがあるため、全体の売上の伸びはAsia&Pacificがけん引していることがわかります。国でいうと、やはりChina/Hong Kongが貢献しているとのこと。


キャッシュフロー

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https://jp.reuters.com/companies/MMM/financials/cash-flow-annualより作成

キャッシュフローを見る時に注目したいのが営業CFと売上高の比率です。

会計の世界では「利益は意見、キャッシュは事実」と言われており、その意味するところは会計上の利益はルールの範疇で恣意的に操作することが可能だが、キャッシュは実際に企業の稼いだ現金である以上、ごまかしが効かない、というわけです。

 

つまり営業利益と営業キャッシュフローに大きな乖離があった場合は、なんらかの会計操作で利益を水増ししている可能性があるのですが、3Mの場合は営業利益率22%~23%, 営業キャッシュフローもほぼ同じような水準で推移しているのでその心配はなさそうです。

 

バランスシート

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http://internal.jp.reuters.com/companies/MMM/financials/balance-sheet-annualより作成

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http://internal.jp.reuters.com/companies/MMM/financials/balance-sheet-annualより作成

バランスシートの資産の部を見ると、流動資産、のれん、固定資産がほぼ3分の1ずつといったところでしょうか。2014年から2018年にかけてのれんの金額が大きくなってきており、積極的な買収で事業を拡大していることがわかります。

 

ROEは54.6%, ROA は14.7%と驚異的なまでに高い水準です。もともと純利益率が高いビジネスの上、長期の借入金などを使って財務レバレッジをかけているので資産、資本効率とも非常に高いです。

 

株主還元

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http://internal.jp.reuters.com/companies/MMMより作成

一株当たりの利益(EPS)と一株当たり配当(DPS)、配当性向(DPS÷EPS)のグラフです。5年間の成長率はEPSが2.5%、DPSは9.7%と利益の伸び以上に株主への配当金を増やしているのがわかります。結果、配当性向は64.3%にまで上昇しており、今後はあまり配当を増やす余裕がなさそうな印象を受けます。

 

その他株価指数など

 

予想PER     18.61
       
連続増配年数 (Seeking Alpha) 61
       
配当成長率(過去5年) 9.7%
       
配当利回り(予想) 税引前 3.4%
    税引後 2.5%

 

  •  総括

すでに世界中でビジネスを展開している成熟分野の巨大企業なので、売上の急激な伸びこそ見込めないものの、事業セグメント、地域とも広い分野に分散しているので、特定の業界や地域の景気減速のインパクトを受けにくく、安定した収益が期待できそうです。

 

高い利益率に裏打ちされた潤沢なキャッシュフローを使って、61年にもわたって積極的には配当を増やしてきた実績は圧倒的。配当を目的に長期で持ち続けるには最適な銘柄と言えます。

 

PERは18倍台なので、ちょっと割高な印象を受けますが、直近の配当利回りは税引き前3.4%となかなか悪くない水準です。

 

個人的には冬の賞与で少し買い増しを検討しています。一度買ったらよっぽどのことがない限り持ち続け、配当による利益をコツコツ積み上げていきたいと思っています。

 

ここまで書いておいてなんですが、3Mの決算は12月なので、もうじき2019年度が終わりますね。新しいAnnual Reportが公開されたら改めてデータをアップデートしたいと思います。

 

 



 

 

 

 

2019年12月1日時点のポートフォリオ

 

気づけば2019年も終わりにさしかかり、11か月ぶりの投資ポートフォリオについての更新になります。

 

前回アップした記事(2018年12月30日時点のポートフォリオ

 

もともとは毎月更新する予定だったはずが、、、おかしいな。

一応、毎月の記録はしっかりと取ってはいるものの、ブログにアップするのをさぼっていました。。。反省。

 

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2019年12月1日時点のポートフォリオ生活防衛資金除く)

こうしてみると、DC年金の比率が10%⇒14%に増えて、その代わりにキャッシュ比率が10%⇒8%に下がったくらいで、その他は1年前とほぼ変わっていないですね。

 

少し気が早いですが、今年の取引をざっくりまとめると

  • 買い
    積立NISAとDC年金で積立(主に米国株インデックスファンド)
    米国株のブルーチップ(優良企業株のこと)を買い足し(MSFT,T,MMM)

  • 売り
    2015年に投資し、今年満期になるETFを売却

といった形で、新規買い付けと利益確定でうまいことバランスが取れていたみたいです。

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2019年12月1日時点PFの詳細(生活防衛資金除く)

個別にみると外貨MMFの比率がトップになりました。前述したNISA枠の利益確定で現金化したドルはそのままだと金利がつかないので、一旦ドル建のMMFに変えています。

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SBI証券のWebサイトより

ドル建てのMMFは1.2%くらいの利回りがあるんですよね、これは意外とバカにならない。(為替リスクはありますが)

 

今年は12月にもう少しだけに買い増ししたい銘柄(MMM)があるので、また年末にレビューしたいと思います。

 

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2011年3月5日を100 として計算(投資以外の収入も含む)